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日本橋スマートクリニック公式ブログ

禁煙・生活習慣病の治療や知識について発信しています

無意識食いを避ける環境改善

浩さんの脂肪肝改善記(17)

この記事は、脂肪肝と診断された架空の人物・浩さんのストーリーを通じて、脂肪肝の恐ろしさと治療法についてご理解いただくための読みものです。読みもの中にある問題に答えながら、脂肪肝について一緒に考えていきましょう。
今回のテーマは、 場所についてうまく考えることで無意識に食べてしまうことを減らすことができる、そんなお話です。

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無意識食いを避ける環境改善法

「お父さん、やせる気ないでしょう?」

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先日、妻の麻由美さんと息子の翔太さんに「減量宣言」をした浩さん。しかし宣言から一週間が経ったものの、なかなか成果が現れません。

「おかしいなあ…ビールもおつまみも我慢しているのに…なんでやせないんだ」

そんなある日、翔太さんから耳を疑う一言が飛び出します。

「お父さん、やせる気ないでしょう」

「ええ!?そんなわけないだろう」

半分怒りながら反論する浩さんですが、さらに翔太さんから驚きの一言が発せられます。

「だって、休みの日は新聞を読みながら、お菓子大量に食べてるじゃん。そんなんでやせられるの?」

息子は見た...父の“無意識食い”

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翔太さんに指摘された行動が全く思い出せない浩さん。すると、麻由美さんからも「あなた、新聞を読んでる時はいつもリビングに置いてあるお菓子食べてるわよ」と、指摘されてしまいます。

実は以前から、新聞を読みながらお菓子をつまむのがクセになっていた浩さん。減量宣言後も、そのクセが抜けていなかったようで、本人も気づかないうちに、お菓子を口に運んでいたようです。

食べていない”はず”なのに、やせない謎がやっと解けました…。

無意識食い

浩さんのように、知らず知らずのうちに食べ物を口に運んでいる行動を「無意識食い」と言います。「食べていないはずなのにやせない」と感じている人の中には、無意識食いのために減量できない人もいるようです。

そんな無意識食いを防止するためには、身の回りから食べたくなる刺激を遠ざけることが必要です。そこで、無意識食いをしないために有効だと思う方法を、以下の中からお選びください。

問題:無意識食いを避ける方法として適切なものはどれでしょうか

  1. 財布の中のクーポンを整理する
  2. 食事以外の時は食べ物を見えない場所に隠しておく
  3. ピーナッツはすでに皮の剥かれたものを購入する

正解は...

財布の中のクーポンを整理する
食事以外の時は食べ物を見えない場所に隠しておく
ピーナッツはすでに皮の剥かれたものを購入する

財布にクーポンを溜めこまない

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財布がパンパンになるまで、クーポンを溜めこんだりしていませんか。

クーポンの中には、食べ物関係のものもあるでしょう。クーポンをたくさん財布に溜めこんでいるということは、無意識に「食べ物をお得に食べられる準備をしている」ということ。

もし期限切れ間近の食べ物のクーポンが見つかったら、無理にでも使いたくなってしまうかもしれません。それこそが食べたくなる刺激なのです。

財布にクーポンが目一杯入っているなら、一度整理してみましょう。食べたくなる刺激を遠ざけられるかもしれません。

見えない場所に食べ物を隠して刺激を遠ざける

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いくら減量中でも、目の前に大好物が置かれていたら、つい手を伸ばしてしまいそうになりますよね。それなら刺激の元を、目の前から取り去ってしまうのが一番です。

食べたくなる刺激を減らす方法の一つに、「食べる時以外は食べ物を目の前に置かない」というものがあります。食事の時間が終わったら、すぐに食器や食べ残しを片付けたり、残り物を棚や冷蔵庫にしまったりして、目の前から食べ物をなくしてしまいましょう。

家の中で食べる場所を決めて、それ以外の場所では何も口にしないと決めておくことも、食べたくなる刺激を遠ざける方法の一つです。

これなら無意識に食べ物のあった場所に手を伸ばしてしまっても安心ですね。

食べるのに手間のかかる食品を選ぶ

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万一、目の前に食べ物があっても、それが食べるのに手間がかかるものだったとしたら、ちょっと手を出すのが億劫になりますよね。

無意識食いの際にも同じことが言えます。例えばピーナッツの場合、すでに皮の剥かれたものよりも、落花生のほうが、食べるまでに手間がかかりますよね。すると、「手間がかかるならいいや」と、食欲が薄れるかもしれません。

無意識食いを防止するために、食品はできるだけ手間のかかるものを選ぶのがよいでしょう。

「食べたくなる刺激」にサヨナラ

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翔太さんや麻由美さんからの指摘がきっかけとなり、浩さんはお菓子を手の届くところに置かないようにしました。他の家族が買ってきたお菓子や、お客様用に買い置きされているお菓子は、家族にお願いして棚の中にしまってもらうことに。

その後、浩さんが新聞を読みながらお菓子を食べることはなくなりました。また今回を機に、家族にも減量に対する浩さんの意気込みが伝わったようです。

翔太さんがお父さんを見る目も、ちょっと変わってきたみたいですよ。

まとめ

  • 「食べてないはずなのにやせない」なら、無意識食いをしている可能性あり
  • 無意識食いを防止するには、食べたくなる刺激を遠ざけたり減らしたりする
  • 食べ物を物理的に遠ざけるだけでなく、クーポンなど食欲を誘発するものも整理して刺激にならないようにする
浩さんの脂肪肝改善記について

浩さんの脂肪肝改善記は、脂肪肝と診断された架空の人物・浩さんのストーリーを通じて、脂肪肝の恐ろしさと治療法についてご理解いただくための読みものです。読みもの中にある問題に答えながら、脂肪肝について一緒に考えていくことで、生活習慣についての考えを深め、無理せずに健康になる方法を考えるきっかけになればと思い、記事を公開しています。

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